矯正治療中に虫歯や歯周病になると、その治療のために一旦装置を外さなければならなくなり、矯正治療が予定通りに進まなくなってしまいますので注意が必要です。

〜食事の時間中に歯が浮くような感じがあることも・・・〜

【マルチブラケット装置の違和感について】
矯正歯科に行こうかどうしようか考える理由として、「痛そうなので・・・。」と不安がる人もいます。
矯正装置を取り付けたときには中学生ぐらいで2〜3日、ワイヤーを交換したときには1〜2日ほど、微妙な痛みや歯が浮いた違和感がないわけではありません。そして、矯正歯科治療に関する疑問などでは、よく「不安に感じること」で、治療中の痛みがあります。
しかし、ジンジンとする痛みはありません。食事の最中に固いものを食べる感じ程度の 痛みや違和感で、言い方を変えると、集中して自分が好きなことをしていれば忘れられるくらいのものです。治療には「超弾性」形状記憶合金の細いワイヤーを使って、全ての矯正装置に最も新しい技術が導入されているので、痛みによる生活への妨げはほとんどないといっていいです。
しかし、痛みの感じ方は年齢によって色々で、人によって「痛み止め」を服用することもあります。そして、痛みが楽になる対処法も様々あり、装置の入った日に矯正歯科医や歯科衛生士が説明してくれると思います。
装置に慣れるまで、口の中に当たって少し口内に傷がついたり、口内炎になることもありますが、そのときは、装置の出っ張った場所にやわらかいワックスなどを塗布するといいでしょう。
全てにおいて、治療の段階が進むにつれ違和感や口内炎などが減少し、患者さん本人も習慣づいて、日に日に楽になってきます。

【矯正治療中の歯磨きは大切です!】
矯正装置は、はの表面にワイヤーなどの凹凸装置が引っ付くので、食べすが付きやすくなります。歯磨きをしっかりしないと歯垢が溜まって、むし歯の原因になりますので、口の中を綺麗に保っていきましょう。
そして、子どもが装置を取り付ける時にも歯みがきは大切だと教えて、通院の際は、しっかり先生に診てもらいましょう。
自分ではしっかり歯磨きしているつもりでも、歯ブラシが正しい角度で歯に当たっていないと効果は半減してしまいます。歯ブラシを45度ほど傾けて小刻みに歯磨きするのがポイントです。
むやみに力を入れすぎると、隅々まで磨くことができないどころか、かえって歯茎を傷めてしまうことになります。歯ブラシを軽く当てて、あまりブラシがしならないように時間をかけて丁寧に磨きましょう。
良い歯磨きの習慣は、一生自分の歯で食事をすることができる楽しみでもあります。

〜矯正治療中の勉強やクラブ活動への影響は?〜

スポーツでは特に柔道やラグビーのような激しい運動をするときは、少し気をつける必要があります。どうしても心配なときは、歯を守るマウスピースがあるので、装着してもいいでしょう。
子供が進学のための受験を控えている場合など、両親は勉強の影響を心配すると思います。しかし、ほとんどの場合支障はないといっていいでしょう。
治療法によっては話しにくく発音しにくい時もありますが、授業などに差し支える程ではないと思います。入学試験や定期テスト、クラブの試合などの行事では、集中できないこともあるので装置が歯に加える力を調整することもできます。
多少支障があるのは、ブラスバンド活動で唇側矯正装置を付けて管楽器を演奏する場合です。管楽器を演奏する人は唇と歯も楽器の一部のようなものなので、慣れるまで時間がかかるでしょう。
楽器の種類によっては舌側矯正やクリスタル矯正なら、装置が邪魔になることがなく問題は少ないでしょう。
生活上の注意としては、りんごやとうもろこしなどの丸かじりは避けたほうがいいでしょう。矯正装置が壊れる心配があるので、そして指でいじるのも、ワイヤーなどが曲がるので注意してください。
補足ですが、舌側矯正やクリスタル矯正は特殊な技術が必要なので、治療料金など高めになるでしょう。

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