悪いかみ合わせと歯並びとは?(不正咬合の種類)

~不正咬合の種類~

歯ならびが悪ければ、当然のことながらかみ合わせが悪くなります。これを不正校合といいます。前歯はきれいにそろっているかのように見えても、奥歯のかみ合わせが悪かったり、アゴが狭くてかみ合わせが横にずれているなど、さまざまなケースが考えられます。

~矯正治療をおすすめ~問題のある歯ならび&かみ台わせ~

【専門的には8タイプに大別】

①出っ歯(上顎前突)
日本人に多いタイプで、上の前歯が前に傾斜しているケースと、上アゴそのものが前に突き出ているケースがあります。よくかめないばかりか、転んだときに歯が折れたり、唇が切れやすいという問題も生じます。原因としては、遺伝のほか、口呼吸や指しゃぶり、唇をかむクセなどが考えられます。

②受け口(反対咬合)
前歯は普通、上の歯が下の歯に少しかぶさるような形でかみ合いますが、これとは反対に下の歯加工の歯より前に出ている状態です。上下の前歯の傾斜に原因かおる場合と、下アゴの骨格が大きすぎて、上の歯列とずれてかみ合わない場合とかあります。よくかめないばかりか、サ行、タ行などの発音が不明瞭なることもあります。遺伝的要因のほかに、上唇をかんだり、舌を突き出すクセ、永久歯への生え替わりがスムーズに行われなかったことなどが原因として考えられます。

③乱ぐい歯・八重歯(叢生)
乱ぐい歯は歯がデコボコに生えたり、重なって生えている状態で、ほとんどはアゴが小さくて歯が生える場所が足りなくなって起こります。最近の子どもたちに多い症状で、たいてい犬歯がはみ出した状態である八重歯を伴っています。

④すきっ歯(空隙歯列)
歯が極端に小さかったり、歯の数が足りない、あるいは歯に比べてアゴが大きいといったことが原因で、歯と歯の間にすき開かある状態です。

⑤開咬(オープンバイト)
歯をかみ合わせようとしても、前歯や側方の歯が上下でかみ合わず、開いている状態で、ものがかみ切れない人もいます。重症になると、いちばん後ろの奥歯しかかみ合わないということもあります。骨格に問題があり、とくに下アゴが下に向かって異常に成長した人がなりやすい傾向にあります。幼児期の指しゃぶりや、前歯で下唇や舌をかむクセ、口呼吸などが原因となります。

⑥交叉咬合(クロスバイト)
上下の奥歯が横にずれて、かみ合わせが反対になっている状態。たいてい、この症状の方は正中線がずれています。遺伝のほか、片側でかんだり、ほおづえをつくクセなども原因になります。

⑦過蓋咬合(ディープバイト)
上の前歯が下の前歯に深くかぶさっている状態です。下の前歯が上の前歯に隠れて見えないこともあります。ムシ歯による奥歯の欠損を放置していたことが原因になります。歯ぐきに炎症を起こしたり、下の前歯に負担がかかりやすく、顎関節症になりやすいタイプです。

⑧上下顎前突
上の前歯と下の前歯が突き出ている咬み合わせで、口元も出ています。

これらの分類は、あくまでも見た目から判断したもので、患者さんそれぞれで原因が異なります。しかも歯ならびが悪いという場合、原因はひとつだけでなく、たとえば出っ歯と乱ぐい歯といったように、重複して現れることもよくあります。

~歯ならびの異常は乳歯のムシ歯や生活上の悪いクセも原因に~

ムシ歯、とりわけ乳歯のときのムシ歯も歯ならびに大きな影響を与えます。乳歯は永久歯とは関係ないと思っていたら大間違いです。いずれ永久歯に生え替わるのだからと、乳歯のムシ歯を放っておくと、永久歯が斜めに生えたり、ずれて生えてくることかあります。お子さんの歯ならびを悪化させないためにも、乳歯のときからきちんと歯磨きをする習慣を身につけ、ムシ歯ができたら早めに治療しておくことが大切です。
また、日常のちょっとしたクセも、長く続けているうちに歯ならびに悪影響をおよぼすことがあります。たとえば口呼吸のクセがついている人は要注意です。いつも口を開けていると、歯を唇でおさえる力が弱くなって舌の位置が変わり、歯を押すなどして筋肉のバランスがくずれ、それが出っ歯やすきっ歯、受け口の原因になることもあります。
幼児期の指しゃぶりも長く続けているうちに、指で押す力が歯を動かし、出っ歯や開咬の原因になります。といっても離乳期の指しゃぶりは、いわば乳首を吸う代償行為でもあり、子どもにとっては一種の精神安定剤なので、早くからむりやりやめさせる必要はありませんが、お子さんが小学校に入っても頻繁に指しゃぶりをしているようなら、やはり注意したほうがいいでしょう。
ほかにも、前歯で下唇をかむクセ、ハンカチをかむクセ、舌で歯を押すクセ、同じ方向でのうつ伏せ寝、片方ばかりほおづえをつくクセなど、思いあたることはありませんか?これらはみな、歯やアゴの正しい成長を妨げるものばかりです。お子さんの場合、矯正治療とは別に、悪い習慣は家族の方が気をつけて直させるようにしましょう。症状が軽ければ、治療も簡単で矯正期間も短くてすむのは、いうまでもありません。

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