矯正装置の料金や取り付け期間は?

~症状に応じて料金(費用)が違います。~

矯正歯科治療の料金(費用)や矯正装置の取り付け期間について紹介しています。基本的には自費負担となり、症状に応じて料金(費用)が異なります。取り付け期間は歯を動かす期間と安定させる期間があるので、本格治療ならば2~3年になります。

~矯正歯科治療の料金(費用)はどのくらいかかるの?~

●基本的には実費の診療です●
【症状によって料金(費用)が変わります】
矯正装置をつけて毎日通勤通学する人たちが珍しいものではなくなってきました。
とはいえ、矯正歯科治療にはまだ健康保険が適用されず、基本的には自費診療なのです。そして、そういう事情などから金額が上下し、「矯正歯科治療は高い」というイメージを持っていることも事実といってもいいでしょう。
まず、治療の料金(費用)は、患者さんのひとりひとりの症状によって治療方針も決まるので、定価のようなものが決められないという事情もあります。
また、矯正歯科医ごとに料金の決め方にも違いがあるのですが、大体分けてみると、矯正装置を含めて治療全体を合算している場合と、装置ごとに料金を決めている場合があります。
【矯正歯科専門の開業医のケースは?】
矯正歯科医会の会員のような、矯正歯科専門の開業医の場合は、合算で設定している場合が多いようです。合算の場合でも、初診料・検査料・診断料・矯正治療費・調整料などの設定をしているのが一般的。そして、治療開始時期と治療内容によって、早期治療費、本格治療費に分けている場合もあり、費用の算定は合算方式でも、支払いは分割できる診療所もあります。
【歯科大学病院の矯正科の場合は?】
国立大学歯科病院の矯正科では、全国一律で装置ごとに細かく料金を設定しています。私立大学歯科病院の矯正科の場合は、各大学間で若干の差があり、症状や治療方法によっても異なるようなので、正しい比較は難しいみたいです。
【矯正治療費の一覧表を参考にしてみましょう(^-^♪】
矯正歯科治療を考えるときの料金の目安に、私立大学歯科病院、国立大学歯科病院、矯正歯科専門の開業医の矯正料金を表にしてみました(下記参照)。
矯正歯科専門開業医の費用は、平均すると大学に比べて同じか、安めになっています。大学病院は平日の昼間に学校や会社を休んで通院しなければならないことや、病院本来の姿が教育機関であることなどを考えると、専門開業医の方が色んな面で受診しやすいと思います。
矯正料金の目安
矯正治療費は、本格治療でマルチブラケット装置を使用計算。
早期治療や部分的な矯正治療費は、本格治療の2分の1程度。
【健康保険が適用される診療とは?】
厚生労働大臣が定める疾患に起因した咬合異常として、唇顎口蓋列、その他10の先天性疾患と顎変形症で顎離断等の手術が必要な症例では、健康保険が適用になります。
健康保険による診療の場合、料金は非常に細かく分類されています。総額はおよそ120万円ほどとなり、被保険者本人、家族とも3割が自己負担になります。

~矯正装置を取り付ける期間は?~

●歯を動かす期間と安定させる期間があります●
【本格治療(マルチブラケット装置)ならば2~3年です】
矯正装置をどのぐらいの期間取り付けるかは、色んなケースによります。「スタンダードはあまりない」というのが矯正歯科では普通みたいですが、あえて目安をいうのであれば、永久歯列全体を矯正する場合、本格治療で使われるマルチブラケット装置を取り付けている期間は、2~3年というところでしょうか。
年齢が30歳を過ぎている患者さんであれば、おそらく3年はかかるでしょう。また受け口など、成長を見ながら早期治療をして、いいタイミングで本格治療をする場合などは、合計すると取り付け期間がもっとかかる場合もあるみたいです。
【保定装置の必要性とは何か?】
本格治療が無事に終わって矯正装置を外し たら、すぐ保定装置を取り付けます。患者がなぜ保定装置を取り付けるのか疑問に思いますが、保定装置の役割は、次の2つです。
①移動させた歯は、当初はまだ不安定な状態で、そのまま放置しておけば治療前の環境に戻ろうとします。それを戻さないないように、押さえる役割です。
②新しい環境にまわりの組織がなじむために必要な時間と歯を安定させる役割です。
補足としては、治療前の環境は、歯にとって居心地のよかった状態なのです。とくにねじれていた歯などは、歯は動いても根の周りの繊維(歯周繊維)は曲がった状態でついているので、ゴムで引っ張られるように少しずつ戻ろうとします。こうゆう場合には、保定装置を取り付けたり、歯の裏側にワイヤーを接着剤でつけ、歯が安定するまで押さえておくという方法をします。
また、上下一体であごを押さえておく場合と、シリコンゴムでできたマウスピースのような保定装置(トゥースポジショナー)を使う場合もあります。
例えていうなら、腕や足の骨を折った時は、整形外科や接骨院は元の位置に戻そうとします。そしてギブスなどでしっかりと固まるまで押さえておきますが、保定装置には動かした位置で安定させるという意味で、同様な役割があると思います。
【保定装置の取り付ける期間はどのくらいなのか?】
保定装置を何年くらい取り付けておくのかは、本格治療を行ったケースで、1~3年くらいです。
「矯正して綺麗に並んだ歯は、一生この状態ですか?」と、疑問に思う患者さんがいますが、歯は食事で噛んで使っているわけなので、少しずつ擦り減って動いたり、ずれたりしてしまいます。むし歯で歯が無くなったり、歯周病や加齢現象などによっても、骨の支えが弱くなって動いてしまいます。
そして保定期間終了後も安心のために、毎週1、2回、夜だけでも保定装置を取り付ける習慣を心がけた方がいいでしょう。

~インフォメーション~


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